独身時代ならではの浪費癖は直しておこう
恋人と夫婦の大きな違いは、お金の使い方に口を出されることです。
恋人時代は自分のお金をどう使っても文句を言われることが少ないですが、結婚すれば自分で稼いだお金も家族の共有資産になってしまうケースが多いです。
お金を自由に使える独身時代にショッピングや美容、友達との遊びを楽しむのは良いことですが、極端な浪費癖は結婚前に直すようにしましょう。
健全ではないお金の使い方や金銭感覚の違いは、夫婦仲を悪くさせる原因になり得ます。
特に危険な浪費癖
ショッピングや旅行、好きな歌手・アイドルに関する浪費であれば、結婚をキッカケに改善させることが簡単です。
特に女性は出産をすれば独身時代のようなお金の使い方ができなくなり、子供にお金をかける目的なら自分のために使うお金が減っても苦になりません。
男性も結婚して一家の大黒柱になった自覚を持てれば、大半の浪費癖を簡単に直せます。
ただし、以下の依存症になりやすい浪費癖がある場合は、結婚しても直らずに夫婦トラブルへ発展しやすいので注意しましょう。
- タバコ
- 極度のアルコール(お酒)依存
- ギャンブル
- ブランド品の購入
- コレクション
- スマホゲームへの課金
タバコ程度なら結婚後もタバコ代を工面することができますが、結婚前に禁煙を成功させておけば結婚後の生活にゆとりが出ます。
ギャンブル依存症や極度のアルコール依存は、結婚という転機があっても簡単に克服できないので注意しましょう。
お金をたくさん使うことでしかストレスを解消できない方は、早めにお金のかからない息抜き方法を見つけておいてください。
結婚生活はストレスが多い
結婚すると今まで以上に自由な時間が少なくなり、実家暮らしだった人は家事に費やす時間が増えます。
また、夫婦と言えども血が繋がっていない他人で異なる環境で育ってきたため、一緒に生活するとパートナーの言動がストレスになりやすいです。
そのため結婚後だと禁煙成功率が低下しやすく、ギャンブル依存症は結婚してから悪化するケースがあります。
これまで直そうと決意したけど失敗を繰り返してきた浪費癖は、結婚の決まったタイミングが最後のチャンスだと思って直すことを心がけてください。
計画的にお金を使う練習
結婚が決まった場合、計画的にお金を使う練習をするとよいでしょう。
相応の収入がある独身者は、細かい出費の計算を一切しない人が多いです。
全体で使うお金を管理するだけではなく、食費は3万円。趣味は2万円など項目別に予算を決めて、各項目で予算内に収めることをおすすめします。
結婚後は自由にお金を使いにくくなりますので、友達との付き合いは妥協せず自分1人で使うお金を節約するなど優先順位を整理するとよいでしょう。
浪費癖がある場合、根本的な問題を解決するだけでお金が余るはずです。
結婚式、新婚旅行など結婚するとお金がかかるイベントがたくさんあるので、計画的にお金を使う練習をすれば、浪費癖を直しながら貯金ができて一石二鳥です。