マリッジブルーを回避するために「心の準備」をしておこう
婚約期間中は「マリッジブルー」という言葉があるように気落ちしやすく、婚約破談になるケースも珍しくありません。
スムーズに結婚して新婚当初にトラブルを避けるためにも、心の準備をしっかりしておきましょう。
POINT 1:相手の悪い所を受け入れる準備をする
結婚前の心の準備で大切なのが、相手の悪い所を受け入れることです。
恋人の時は気にならなかったことでも、結婚が決まると些細な仕草や言動など気になる所が色々と出てきます。
結婚して一緒に住む新生活や将来の子育て、自分の親との交流を考えると不安が募るものですが、完璧な人間は存在しません。
結婚が決まったら、相手の嫌な所を直すように不満だけを伝えるのではなく、悪い所を受け入れる心構えをしておきましょう。
ただし、広い心を持とうとして我慢を積み上げていくのもNGです。受け入れないといけない所、しっかり直して欲しい所を区別することが大切です。
悩んだ時は先に結婚した友人・知人に相談しながら、NGラインの線引きをしてみてください。
POINT 2:相手の苦手なことを強要しない
マリッジブルーは結婚式や新居の準備をする際に起こりやすいです。
女性からしてみれば、2人で協力してペーパーアイテムの用意・新居の整頓・掃除をしたいと思うものですが、男性はこうした地味な作業を苦手にしている方が多いです。
男性は一家の大黒柱になるにあたって仕事への不安を抱えているので、休日や夜間に相手が苦手なことを強要するのは控えてください。
結婚が決まってから結婚式・新生活の全てがお互いの理想通りに進むことは、ほとんどありません。
パートナーの得意・不得意を見極めて、得意分野で相手が輝くようにサポートすることが円満な夫婦になる秘訣です。
相手の苦手分野を分析して、早めに割り切ることを決めましょう。
POINT 3:気負いすぎるのはNG
結婚する際は、以下の不安を抱くものです。
- 経済面(収入・生活費の問題)
- 家事の負担
- 育児の負担
- 遊べなくなる不安
特に実家暮らしの方が夫婦2人の新婚生活をする場合は、経済面と家事への負担が大きくなります。
結婚すると大変な事もたくさんありますが、実際に新しい生活がスタートすればなんとかなるものです。
お金の問題は、背伸びして家賃が高い家に住まなければ、引っ越してから考えても遅くありません。
婚約して新しい生活を始める前から気負いすぎるのはNGです。
肩の力を抜いてまずは残り僅かな独身生活を満喫することに注力しましょう。
POINT 4:言ってはいけないNGワード
低収入や相手の親に対する不満を婚約中に言うのはNGです。
男性の場合は「お前家事できないだろ」などと否定することを控えてください。
また「友達は○○をしてもらっていた」など、周囲と比較したダメ出しも控えた方がいいです。
結婚が決まって心の準備が整っていないのはパートナーも同じなので、言ってはいけないNGワードを理解しておきましょう。
万一口がすべってしまった場合は、なるべく早めに謝るようにしてください。
結婚が決まったら、これまで以上に「ありがとう」と「ごめんなさい」を言葉で伝えるように意識しましょう。